Meshi|田中純 2007年01月20日
週末の腹ごしらえに。
写真の美しさが目に留まって、
福田浩『Meshi 飯』(ピエ・ブックス、2006年)[amazon.co.jp]
アートディレクションは田島一彦、写真は中西隆良。
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著者は江戸料理「なべ家」主人。
黒塗りの椀に盛られた江戸の「飯」の数々がすっきりと一書にまとめられている。
いろいろ面白い豆知識が散りばめられていて、例えば——
江戸時代、唐辛子の代わりに饂飩に用いられた薬味は?
松茸飯に振りかけると絶妙な組み合わせをなす薬味とは?
精進の狸汁で狸肉の代わりに用いられる食材は?
「山葵をおろさず、霰に切る」——「霰に切る」とは? 霰に切った山葵のひと味違う辛みとは?
「ご飯に生玉子」という食べ方を一般に普及させた明治時代の傑物で、大画家の父でもある人物とは?
江戸時代、俵に詰めて中国に輸出されていた「俵物三品」とは、「煎海鼠(いりこ)」、「乾鮑(ほしあわび)」のほかに何か?
「柚珍秘密箱」とは何か?
「骨董飯」とは何か? 江戸時代にはどう読まれていたか?
「サヨリ(針魚、細魚)のような」という譬えの意味は?
「木耳(きくらげ)」は欧米では誰の耳に似ているとされているか?
「鴨南蛮」の「南蛮」の由来は?
料理や食べ物の寿命は平均何年か?
——こうしたことに興味がある向きにはお勧め。