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2007年02月01日

「景観・耐震偽装問題の根源を鋭くえぐる」!

ジョン・ラスキン『ヴェネツィアの石:建築・装飾とゴシック精神』(内藤史朗訳、法藏館、2006年)[amazon.co.jp]

原書全三巻のうち、第一巻の一章と第二巻のほぼ全部を訳出。
全訳は某出版社から一冊四万円近い値段で出ていたが、今は品切れらしい。
このように基本的な書物の全訳が、図書館のみに所蔵されることを想定したような価格設定で販売される状況は、決して健全なものとは思えない。
抄訳ではあれ、こうした書物の出版は歓迎すべきだろう。
しかし、結果的にラスキンの受容がいびつなものになりかねない恐れもあるに違いない。