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2007年03月27日

3月25日、北京中心部から車で1時間弱のところにある宋庄(宋荘)の芸術家村に、秋山さんの知人であるパフォーマンス・アーティスト、王楚禹氏を訪ねる。王氏とは前日、北京のアート地区798の画廊オープニングでお会いしていた。彼はこのオープニングを飾るパフォーマンス連続公演のキュレイターである。

パフォーマンス公演のひとつ。

参加したアーティストたち。

宋庄は恐ろしく広大な土地で、そこにアーティストたちの自宅・アトリエや美術館が点在している。王氏や友人のアーティストたちとそのいくつかを見て回る。



手前の左から二人目が王氏。

道路沿いに見つけた奇妙な建物。何かの賞を受けたアメリカ人建築家の作品だというが不詳。竣工後3年経つのに、何にも使われていないという。

王氏の話のなかで、政権の「正統性」ないし「正当性」という観念に行き当たる。
正統にして正当な権威が天皇制というかたちで曖昧に保証されているかのような日本にあっては、この問い自体が先鋭化しないのではないだろうか。798のイベントでパフォーマンスを演じた日本人アーティスト(いずれも女性であったことは象徴的)が、シャーマニズムを連想させるような儀礼を上演していたことも、その意味では示唆的なように思われた。

対して、彼の地ではパフォーマンスとは直接的な「政治」行動なのだろう。
翻ってこの地では、芸術による「国家論」とは、高度に知的な議論ではありえても、パフォーマンスにはなりえない。